北アルプス辺りからは紅葉便りが聞こえてきましたが、近畿地方の紅葉は・・・
新しいデジイチを持って早く紅葉を撮りたいってことで、10月10日、
近畿の最高峰 大峰山系・八経ヶ岳へ紅葉を求めてボチボチと登ってきました。
自宅から登山口の行者還トンネル西口までは車で約2時間の距離。
途中、先日の台風で増水した御手洗渓谷にて小休止。
川迫川沿いの1車線国道をスローペースで走りながら、予定通りAM6:45着。
登山靴に履き替え、まずは大峰奥駈道までの標高差400m(標高1100m→1500m)
を一気に登ります。AM7:00 出発です。
空は時折晴れ間が顔を覗かせますが、やや強い風によって運ばれる雲が頻繁に掛ります。
登りでいい汗が出てくるのですが、気温は8℃。標高を稼いでいくにつれ、
もっと気温が下がることでしょう。
AM7:50 奥駈道出合い着。ここまでほぼコースタイム通りです。
出合いの標高は1500m。辺りはいい色加減に色つき出した木々が増えてきました。
ここからは尾根沿いのアップダウンを繰り返すルート。
1時間40分ほどの歩きです。
木々の色つきはさらに鮮やかさを増してきた様です。
足元には苔の上に落ちた枯れ葉がいい感じ色合いを見せます。
黄緑色から黄色へ。一週間後にはいい色になっていることでしょう。
弥山までの最後の登り300mの標高差をひと踏ん張りして登っていくと
見えてきました、弥山小屋。AM9:25着です。
弥山山頂1895mで拝んだ後、八経ヶ岳を目指します。
ここからは見晴らしのいい景色が楽しめます。
目の前には八経ヶ岳
そして鞍部から振り返ると、弥山も良く見えます。
八経ヶ岳山頂1914m着です。AM10:30
山頂付近の紅葉も見事です。
八経ヶ岳山頂からの大台ケ原方面の景観もみごとです。
弥山に戻ることには北の空のガスも綺麗に晴れてきて、大峰の山々の展望が
見えてきました。
左奥に稲村ヶ岳、中央奥に山上ヶ岳が見えます。
戻った弥山でランチを食べた後は、カメラにPLフィルターを装着して、
下山しながらの紅葉撮影です。
ふたたび奥駈道出合いに到着したのがPM1:00ちょうど。
しかし、左膝の具合がどうもよろしくないようで、キリキリと痛み出す。
10年以上も前にスキーで痛めたのですが、負担が掛るとやはり駄目なよう。
ダブルトレッキングポールで少しでも膝に負担を掛けないようにして
登山道を下りて行く。
それでも、痛む膝に歯を食いしばり、PM1:30 無事下山です。
登山口で作業着を着た方と話をしていると、休み明けから弥山周辺で
鹿の食害防止のネットを張る作業をするとのこと。
約3週間の予定で弥小屋に泊りながらの作業をされるそうです。
その方は初めて弥山に登るとのことで、山頂までの時間や気温、
小屋の様子などについていろいろとお話をしました。
お仕事、頑張ってくださいね。
今日のスタイルはこんな感じ。
朝は寒かったけれど、歩いている限りはそれ程寒くもなかったので、
上着はモンベル・ライトシェルジャケットの下に
写真で着ているジオライン・3Dサーマル ロングスリーブジップシャツ 。
パンツはファイトラック・ストームゴージュアルパインパンツ。
アルパインジャケットとインナーダウンもザックには詰めておいたけれど、
出番はなかったようです。
でも、ひとたび雨でも降れば山頂付近は氷点下近い気温になるので
来週辺り以降、行かれる方はご用心を!!
近畿の紅葉を先下りした今日の山行。
台風直後ということもあり、ルート上に倒木などがあるかなと
思ったけれど、大したこともなく、最高のトレッキングでした。
なによりも色づき始めた紅葉を楽しめたので満足!!
さて、今月下旬辺りは明神平辺りで紅葉を楽しもうかな・・・
それまでに膝が治ればいいけれど。
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