槍ヶ岳vol.4 黎明のドラマ

tekapo

2011年07月30日 23:48

その瞬間  黎明のドラマに身震いした!!









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深夜、テントを叩く風の音に目が覚める。

外は風が少し強いようである。空の様子が気になる。

寝る前はかなりガスっていた。

テントのベンチレーターから外を覗く。

まだ雲が多いようだ。星は見れないのか・・・

再び眠りに就く。




AM2:00過ぎ、再び目が覚める。

見る夜空は、雲が多いながらも槍の穂先の廻りには星が輝いている。

急いでカメラと三脚を持ってテントを出る。




頻繁にガスが通過するので、長時間露出は諦め、30秒ほどの露出で撮影。

廻りのテントに灯りが点いていく。月が出ているが下弦の月。

ほどよい月光が辺りをわずかに照らしだしてくれる。いいロケーションだ。




しかし、この時、一つ大事なことを忘れていた。

カメラの結露対策。

モニターで確認したときは、その出来上がりに満足したのだが、後になって拡大してみると・・・

全部の写真がレンズが曇った状態になっていた・・・ 悔しい~。







またひとつ勉強になりました。



撮影後、大急ぎで朝食をとりテントを撤収。

今日の日の出タイムはAM4:45頃。



殺生ヒュッテの横から東鎌尾根に登る。10分で稜線へ。

稜線に上がると既に黎明なドラマシーンは始まっていたのである。








もう、ここからは言葉もいらない・・・




大天井岳方面







槍ヶ岳山頂







北鎌尾根






大天井岳





御来光の瞬間。大天井岳の真上から太陽が姿を現した。















その向こうに広がる安曇野は一面の雲海。




時折、ガスが襲ってくるが、その瞬間までもが美しい。







右の頂きは常念岳






最高の黎明のドラマ、感動の美しい瞬間に出会えたことに感謝



「槍ヶ岳vol.5 穂先を背に・・・またいつか。」に続く~










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