槍ヶ岳vol.4 黎明のドラマ
その瞬間 黎明のドラマに身震いした!!
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深夜、テントを叩く風の音に目が覚める。
外は風が少し強いようである。空の様子が気になる。
寝る前はかなりガスっていた。
テントのベンチレーターから外を覗く。
まだ雲が多いようだ。星は見れないのか・・・
再び眠りに就く。
AM2:00過ぎ、再び目が覚める。
見る夜空は、雲が多いながらも槍の穂先の廻りには星が輝いている。
急いでカメラと三脚を持ってテントを出る。
頻繁にガスが通過するので、長時間露出は諦め、30秒ほどの露出で撮影。
廻りのテントに灯りが点いていく。月が出ているが下弦の月。
ほどよい月光が辺りをわずかに照らしだしてくれる。いいロケーションだ。
しかし、この時、一つ大事なことを忘れていた。
カメラの結露対策。
モニターで確認したときは、その出来上がりに満足したのだが、後になって拡大してみると・・・
全部の写真がレンズが曇った状態になっていた・・・ 悔しい~。
またひとつ勉強になりました。
撮影後、大急ぎで朝食をとりテントを撤収。
今日の日の出タイムはAM4:45頃。
殺生ヒュッテの横から東鎌尾根に登る。10分で稜線へ。
稜線に上がると既に黎明なドラマシーンは始まっていたのである。
もう、ここからは言葉もいらない・・・
大天井岳方面
槍ヶ岳山頂
北鎌尾根
大天井岳
御来光の瞬間。大天井岳の真上から太陽が姿を現した。
その向こうに広がる安曇野は一面の雲海。
時折、ガスが襲ってくるが、その瞬間までもが美しい。
右の頂きは常念岳
最高の黎明のドラマ、感動の美しい瞬間に出会えたことに感謝
「槍ヶ岳vol.5 穂先を背に・・・またいつか。」に続く~
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