大普賢岳 近づく春
まだ雪残る大普賢岳へ
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4月15日 前日の雨も上がり、今日はいい天気になりそうだ。
そんな期待を胸に、深夜のR169を走る。
伯母峰トンネルを越えることにはだいぶ空も白んできた。
AM5:00 和佐又ヒュッテ到着。
さあ、ご来光まであまり時間がない。
見晴らしのいいスキー場上部へ急ぐ。
AM5:20 なんとか間に合った。
晴れ渡った空。
西の空が真っ赤に染まっていく。
大迫ダム上部には雲海。
AM5:45 ご来光を眺め、ご満悦となったところで歩き始めよう
今回のコース
昨年の5月に歩いたコースと同じ
朝日窟
鷲の窟を過ぎた辺りから残雪が目立つ。
日本岳のコルへ上がり、ここからは北側斜面となる。
一気に残雪が増えてきた。
岩の鼻からの展望
この辺りからさらに残雪が増え、アイゼンなしでは通過不能に。
あわてて10本爪アイゼンを装着する。所々凍結している箇所もある。
小普賢岳下で先行者に追いつく。
2人組の女性。アイゼン+ピッケルの万全装備だ。
梯子も雪に覆われ、ルートファインディングに苦労する。
奥駈道出会いからは稜線近くを歩くが、雪庇の名残りがある。
AM7:50 大普賢岳 到着
山頂からは弥山~八経ヶ岳、仏生ヶ岳~釈迦ヶ岳の展望が最高だ。
先ほどの女性2人組もやってきた。
話をしているとお一人の方は東京からやってきたそうだ。
二人とも初めての大峰の山だという。
初めての大峰が大普賢岳とはナイスチョイスですね。
前日に和佐又キャンプ場にテントを張り、私と同じコースを回るそうだ。
一足お先に進む。
ここからは気持ちいい稜線歩き。
3月に登った稲村ヶ岳もだいぶ雪が少なくなったようだ。
国見岳を過ぎ、七つ池。
鎖場が凍結している~
七曜岳への道
弥山がだいぶ近くに見えてきた
AM10:10 七曜岳着
七曜岳から見た大普賢岳~小普賢岳~日本岳の三連山が見事!!
七曜岳からは激下りの根っこだらけのルート
ここからは先ほどの女性二人組に先行していただく。
私は膝を気遣いながらのスローペースで降りていく。
無双洞を越え、水太谷を少し登る。
そして最後のアトラクション 鎖場
こんな鎖場があるので、このコースは楽しいんですよね~
後はほぼ水平にトラバースしながら、和佐又のコルを越え、
大台ヶ原の展望が開けるとゴール
ヒュッテで駐車場代を払い、ヒュッテのおばさんと話をしていると、
今年は2週間くらい季節が遅いとのこと。
先週も雪が降り、氷点下5度まで下がったそうだ。
それでも今日は一日中暖かく、樹々の芽もだいぶ成長しているよう。
大峰の遅い春はまもなくやって来る。
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