大普賢岳 近づく春

tekapo

2012年04月15日 22:21

まだ雪残る大普賢岳へ







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4月15日 前日の雨も上がり、今日はいい天気になりそうだ。

そんな期待を胸に、深夜のR169を走る。

伯母峰トンネルを越えることにはだいぶ空も白んできた。



AM5:00 和佐又ヒュッテ到着。

さあ、ご来光まであまり時間がない。

見晴らしのいいスキー場上部へ急ぐ。



AM5:20  なんとか間に合った。








晴れ渡った空。

西の空が真っ赤に染まっていく。



大迫ダム上部には雲海。








AM5:45 ご来光を眺め、ご満悦となったところで歩き始めよう

今回のコース

昨年の5月に歩いたコースと同じ








朝日窟









鷲の窟を過ぎた辺りから残雪が目立つ。



日本岳のコルへ上がり、ここからは北側斜面となる。

一気に残雪が増えてきた。




岩の鼻からの展望








この辺りからさらに残雪が増え、アイゼンなしでは通過不能に。

あわてて10本爪アイゼンを装着する。所々凍結している箇所もある。



小普賢岳下で先行者に追いつく。

2人組の女性。アイゼン+ピッケルの万全装備だ。




梯子も雪に覆われ、ルートファインディングに苦労する。



奥駈道出会いからは稜線近くを歩くが、雪庇の名残りがある。



AM7:50  大普賢岳 到着








山頂からは弥山~八経ヶ岳、仏生ヶ岳~釈迦ヶ岳の展望が最高だ。








先ほどの女性2人組もやってきた。

話をしているとお一人の方は東京からやってきたそうだ。

二人とも初めての大峰の山だという。

初めての大峰が大普賢岳とはナイスチョイスですね。

前日に和佐又キャンプ場にテントを張り、私と同じコースを回るそうだ。




一足お先に進む。


ここからは気持ちいい稜線歩き。

3月に登った稲村ヶ岳もだいぶ雪が少なくなったようだ。

国見岳を過ぎ、七つ池。







鎖場が凍結している~








七曜岳への道








弥山がだいぶ近くに見えてきた








AM10:10 七曜岳着








七曜岳から見た大普賢岳~小普賢岳~日本岳の三連山が見事!!








七曜岳からは激下りの根っこだらけのルート






ここからは先ほどの女性二人組に先行していただく。

私は膝を気遣いながらのスローペースで降りていく。





無双洞を越え、水太谷を少し登る。








そして最後のアトラクション  鎖場







こんな鎖場があるので、このコースは楽しいんですよね~




後はほぼ水平にトラバースしながら、和佐又のコルを越え、

大台ヶ原の展望が開けるとゴール









ヒュッテで駐車場代を払い、ヒュッテのおばさんと話をしていると、

今年は2週間くらい季節が遅いとのこと。

先週も雪が降り、氷点下5度まで下がったそうだ。

それでも今日は一日中暖かく、樹々の芽もだいぶ成長しているよう。




大峰の遅い春はまもなくやって来る。







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