10月10日 5:30 空を見上げると東の空は明るくなりだしていた
急いで起き出し、カメラを携えて川原へ。早朝の四万十川を写す。
少しオレンジ色を帯びてきた東の空。
満足のいくまでシャッターを切り、テントサイトへ戻るとORCAさんもtetsuさんも起きているようだ。
朝食を済ませ、7:30 上流へ向けて出発。
ORCAさん達が昨日集めた情報によれば口屋内の沈下橋のさらに上流、
岩間の沈下橋からでもこれだけの水量ならいいペースで下ってくることが出来るとのこと。
岩間から「かわらっこ」までは約16km程。果たして何時間で下れるだろうか。
回送中の車窓から地図を片手に始めて見る四万十川の流れを頭に叩き込む。
それにしても川の流れはかなり多いようだ。通常よりも1m近く増水しているよう。
それでも難しいと思えるような瀬はなく、これは快適な川下りを楽しめるかも~
岩間の沈下橋、到着。
これが四万十川の沈下橋か。しばし見入ってしまう。
昨日の天気からはうって変わって眩しいほどの太陽が照りつける。大汗をかきながらファルトを組み立てる。
出撃準備完了!!
8:50 憧れの四万十川へ漕ぎ出す。
岩間の沈下橋を何度も振り返りながら、
photo by ORCAsan
しかし速い流れに沈下橋はあっという間に小さくなり、見えなくなってしまった。
その代わりに下流には茅生大橋が巨大な存在感を示し出現。
なんだか四万十川の風景には不釣合い。
空は青空、雲の流れが速い。そして四万十の流れも速い。
トロ場でパドルを漕ぐ手を休め、空を見上げていると、雲が止まって見え、なんだか山が動いている?
どうもトロ場と思っていたのだが、実際には歩く程のスピードで流れていたのだ。
遠くに沈下橋が見えてきた。口屋内の沈下橋だ。
岩間から口屋内までの7kmを1時間少々。なんとも早いペースだ。
橋の手間はちょっと瀬になっていると聞いていたが、水量と川幅があり大したこともなさそう。
だが、左岸から2番目の橋脚が大雨による増水で足元がすくわれたのか、沈下してしまっている。
そのため、今年の8月くらいから通行止めが続いているのである。
川原でちょうど出艇準備中だったカヤックの方と話し聞いていると、
地元の方から「右岸側からなら通行止めのバリケードを一旦動かして
川原へ入ってもいいよ」と言われたそうで、アプローチが楽でしたよとのこと。
この方達も京都や舞鶴から来られたそうです。
他にも栃木(だったかな?)から来られた方もいらっしゃた。
さすが、全国のパドラー憧れの川、四万十川。
今日はいい川下りが楽しめそうですよ。行ってらっしゃい~
続きは又後日~
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