今どきの冬山ウェア

tekapo

2012年02月09日 21:51

この冬、こんなウェアで登ってます。








続きの前にこちら↓もクリックお願いしま〜す



冬山でのハイクアップ。

体力不足の体からは大量の汗。

天気が良ければウェアを順番に脱いでいけばいいのですが、

風が強い日などはアウターシェルを脱げば一気に体が冷えてしまいます。



また、稜線や山頂に着いて「ちょっと一息~」なんて時に一気に冷えていく汗。

そんな汗冷えを軽減するためにウェア選びは重要なポイントです。




そして今の私が選択したウェアをご紹介したいと思います。



まず汗冷えを低減するのに今注目のドライレイヤ- 

  「ファイントラック・フラッドラッシュスキンメッシュ」 (下写真・左)






腕の廻りがゴワゴワするのがいやなので、ノースリーブをチョイス。

ドライレイヤーを採用するようになって汗冷えがほとんど感じなくなったのを実感しています。




そしてベースレイヤーには保温力を重視して、

 「モンベル・スーパーメリノウール エクスペディション」(上写真・右)

日中の気温が氷点下ならこの組み合わせがいい感じです。

もうすこし気温が上がるようならベースレイヤーに「モンベル・ジオライン ミドルウェイト」を合わせています。







ミドルレイヤーは、少し前まではフリースを着ていました。

フリースって保温性は十分ですが、吸汗性が悪いんですよね。

フリースの内側が汗でびっしょりなんてこともあったけ。

そしてザックに入れた時、嵩張るのが難点。



ということでこの冬、新たに導入したのが、

 「ファイントラック・ドラウトセンサージャケット」






軽い素材なので動きやすく、スキーなどの動きのあるアクションにも最適でした。

ポケットも3箇所あり、小物を収納するにも便利です。

メーカーの売りであるリンクベントはアウターシェルのベンチレーションの位置が

違うため、その恩恵には与れないのが残念ですが・・・・

肝心の保温性はといえば・・・・  ややフリースのほうが暖かいかな~というのが実感です。







アウターシェルは「マウンテンハードウェア・ケプラージャケット」






「瞬間脱湿」なるメーカーのうたい文句は大げさではないようです。

脇下のピットジップも備わっているため、今までの登り時の大汗が幾分軽減された感じです。

ソフトシェルという位置づけですが、雪山においてはその性能は十分でした。





山頂でのランチタイムでは、体を冷やさないようにダウンを着用しています。

インナーダウン「モンベル・U.L.ダウンジャケット」





ダウンなので軽くて、ザックにコンパクトに収納できるのがgood!!です。





そして、パンツの方は、こんな具合です。


アンダーウェアは「モンベル・ジオラインクールメッシュトランクス」(下写真・右)

そしてタイツには「モンベル・スーパーメリノウールエクスペディションタイツ」(下写真・左)







これまた気温が上昇するようなときは、「モンベル・ジオラインM.W.タイツ」を使用しています。




そしてアウターパンツはもう2年半近く愛用していますこのパンツ。


 「ファイントラック・ストームゴージュアルパインパンツ」








長年の使用に撥水性はだいぶ落ちてきましたが、履き心地は変わらずgoodです。

ストレッチ素材は足の運びも良く、長年の酷使に耐えてくれてます。



太股前部に設けられたポケット。

中にはキーループもあり、いつも左ポケットには車の鍵、右ポケットには地図を入れてます。

この位置ならマップケースに入った地図も足の運びを邪魔しません。



太股のサイドにはベンチレーションがあり、パンツ内の快適環境を作り出してくれます。

大峰山辺りの軽いラッセル程度ならこのパンツで必要十分でしょう。

撥水性が落ちたとはいえ、乾いた雪ならパンツ内部に浸透することなく、快適さを保ってくれます。





いろいろとウェアを試してきて最近わかってきたことは、

アウターも大事だけど、それ以上にインナーが重要だということ。

インナーにしっかりとした素材のウェアを採用していれば、

雪山の過酷な衣類内環境を快適にしてくれるます。


冬山の厳しい環境に対絶え得る保温力と、目まぐるしく変わる気象に対応できるレイヤリング。

そのバランスを上手く考えながらウェアを選択することが大切なんでしょうね。













あなたにおススメの記事
関連記事