往年の名器にも愛情を
最近はあまり出番がなくなった往年の名器を、今日はメンテナンスしようということで、真夏の日曜日の昼下がり、汗を搔きつつ奮闘しました。
まずは上の写真、ホエーブス725です。購入したのは今から23年前、学生時代にバックパッキングサークルをやっていた頃、夏山に行くために購入。使用燃料はホワイトガソリンですが、レギュラーガソリンでも可。ということで、バイクツーリングでもその威力を発揮しました。バイクのガソリンを満タンにする時に、一緒にFUELボトルに入れて、それでもなくなった時にはバイクのガソリンタンクからちょいと拝借、なんてことが可能でした。
飛行機で海外などへ行く時もガソリンを抜いておけば手荷物で預けることが可能、現地のガソリンを補給すれば即使用可能ということで、重宝しましたね。
今日は、ゴムパッキンの点検と熱反射板の汚れを落とし、あとはちょいと煤けているのをクリーニングして完了。ほんと手間いらずのコンロです。
唯一の欠点は、火力の微調整が出来ないこと。その火力は絶大ですが、常にパワー全開なので、米を炊く時は非常に火力調整が難しいってことでしょうか。
次なる名器はこれです。
EPIガスランタンですね。こちらも購入は20年ほど前。バイクツーリングを頻繁に行っていた頃に購入です。それまで電池式ランタンやキャンドルランタンしか持っていなかったので、その明るさには感激したものです。
先日の熊野川カヌーツーリングにも持って行ったのですが、メンテナンスをさぼっていたために、その明るさはいまいちだったのでした。
今日はノズル部分を専用ワイヤーでクリーニングし目詰まりを解消、さらに新しいマントルに交換、ガラスグローブを磨いてやりました。
そして点灯テスト。う~んいい感じになりましたね。本来の明るさが戻ってきたようです。
最後はこの1台。
こちらもEPI製のガスコンロ。商品名は忘れました。なにせこれも20年前に購入したもんで・・・・・・
樹脂製の火力調整つまみは熱で溶けてしまったため、軸部にナットを取り付けつまみ用としてソケットレンチを代用しています。まあこれがちょうどいいあんばいなんですよ。
当時はこいつのコンパクト性に感動し、ホエーブスよりも出番が多かったですね。今でも荷物を抑えたい時は愛用しています。
この3台の名器、いずれも大した故障もなく、いまでも十分現役選手なんです。構造もシンプルなものであり、メンテナンスも簡単なんですね。
こうした名器は使い手にとって十分な信頼をおけるものであり、どんな時にでも安心して食事にありつけ、夜の仲間との語らいのひと時を演出してくれるのですね。
いつまでも使い続けていたいそんな名器です。
人気ブログランキングへ
あなたにおススメの記事
関連記事