北アルプスを目指して  2ndステージ・稲村ヶ岳親子歩荷 

tekapo

2010年07月11日 16:05

今日も雨上がりでありました7月10日。

先週に続いて北ア・トレの2ndステージ・稲村ヶ岳にて、親子歩荷を遂行しました。





続きの前にこちら↓もどうぞ~



この日も早朝4:00起き。息子ジョニーを叩き起こし、出発。

出発前の計量で私のザック グレゴリー・トリコニ60 20.2kg
ジョニーのザック モンベル・グラナイトパック40 9.4kg  

無事、計量一発パス!!です。



天川村洞川にはAM6:00前着。
母公堂前に車を停め、まずは念入りにストレッチ。
足回りを重点的に行います。

今日のコースは母公堂(標高889m)~稲村ヶ岳(標高1725m)の標高差836mを
ピストンです。


さあ、母公堂前をAM6:15出発です。





法力峠までは約1時間のコースタイム。
しばらくは杉林の中を登っていきます。




40 ℓ のザックを背負ったジュニーの後ろ姿ですが、
身長があるためなかなか似合っていますね。

しかし、最初のワンピッチは担ぎ慣れないザックと重量のため、
肩の違和感を連発していました。


朝日が杉林に射し込んできます。






法力峠、AM7:45着。




ジョニーのザックの調整をしていたため、思ったよりも時間が掛ったようです。

ここで、小休止後、ブーツの紐も調整し、コンディションを整えます。

ここからは行動食もすこし摂りながら、足を運んで行くと、
次第にジョニーの調子も上がって行きます。





肩の違和感も訴えなくなり、快調な足取りで歩いていきます。
あまりのペースの良さに、時折ペースのセーブを掛けたり、
コース幅が狭く鎖がある場所では気を引き締めるために注意を促し・・・・


時折射しこむ日差しが創り出す光景に、体の疲れを忘れさせてくれます。











そしてAM9:15 稲村小屋着です。



このワンピッチは休憩時間を除けばほぼコースタイム通り。
ジョニーの思わぬ歩きっぷりにびっくりです。

初めて担ぐ10kg近いザックと私からのお下がりの履きなれないブーツという条件を
考えても、この足取りの快調さは予想外。

今年の冬は出張のため1回しか雪山には一緒に行けず、大した距離も
歩いていなかった。
その前に一緒に登った時は、ちょっと登るだけで「しんどい~」の連発!!

今回、息子からは一切そんな言葉は聞かれず、
常に息子が先頭に歩き、私は後ろから息子のペースをまず計り、
時折コースの指示や、ちょっとした岩場での足運び方を教えたりするのが
私の役目でした。

こうして息子と二人、山に入るってことは普段見れない息子の姿や成長ぶり、
そして思いがけない発見をすることが出来ますね。

また、時折いま自分が思っていることを話してくれるしてくれることもあり、
息子の新たな一面を知ることが出来る貴重なひと時。

北アでの3日間ではもっと色んな発見があることでしょう。


稲村小屋前で軽いランチを摂り、山頂を目指します。





ここからは急斜面のトラバースがあったり、鎖場があったりします。




シャクナゲが群生している個所を過ぎて、





AM10:10 稲村ヶ岳山頂着です。








ちなみに同じ身長に見えますが、ジョニーはいちおう小学6年生です。


さっきまで晴れていた空も曇りがちに。
弥山方面は早くも雲が掛っているようです。




神童子谷を眼下に大普賢岳を臨みます。





休憩もそこそこに帰路につきます。

足取り軽いジョニーにセーブを掛けながらハイペースで母公堂を目指します。

しかし、ここでジョニーから足の不調が・・・・

ハイカットのブーツに慣れないためか踵から足首にかけての辺りが
擦れて痛いよう。靴擦れパッドを張り、靴ひもを調整し直します。

それでもペースは落ちず、3時間弱で無事、母公堂に到着です。








歩荷トレ第2弾  父・子共に課題をこなすことができて、一歩北アが近づいてきたようです。



   「 目指せ 北アルプス!! 」
















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