綾錦 石鎚山 vol.2

tekapo

2010年10月21日 12:27

今回の石鎚山、紅葉を楽しむということと、もう一つの楽しみがあったのです





それは、仲間との出会い♪~


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10月16日21:00 レンタカーをピックアップし、高知市内から面河渓を経て石鎚スカイラインを目指す。

今回は石鎚スカイラインの終点である土小屋から楽チンコースで二ノ鎖を目指し、
そこでカヌー仲間であるo-papaさんと落ち合い、
山頂を目指そうという計画なのである。

その後、山頂からの下りは裏参道面河コースを行き、面河からバスで土小屋へ戻るという
コースを設定していたのである。


しかし・・・・・


脆くも、しょっぱなからこの計画は崩れ去ったのである。

23:30 石鎚スカイラインの起点である面河に到着。面河のバス停で時間を再確認し、
スカイラインへ入ろうとすると・・・・・


  「ガァ~ン!!」

頭をハンマーで殴られたような衝撃!!

ゲートには「本日は18:00で閉門、翌日は7:00に開門です」  との案内板が。

しまった!!  下調べ不足であった。
こういうスカイラインではよくあることなのに、まったくそのことに気がつかず、
調べることもしていなかったのである。


しばし、車の中で考え込む。

 ① スカイラインのゲートが開くのを待つか。しかしそれだとo-papaさんとの約束の時間には
    到底間に合わない!!

 ② 山頂まで5時間少しの行程である裏参道を2:00から登り、7:00の待ち合わせ時間に  
    間に合うか。しかし全く知らない山道を深夜に歩くのは危険すぎる。

 ③ 来た道を途中まで下り、R494→R439→R194→長沢ダム経由・よさこい峠→土小屋への
    ルートを走るか。しかしナビで検索すると・・・・  なんと100km以上ある~  うそ~

そして下した結論は・・・・  ③に決定!!


0:15 面河渓再出発。噂の酷道439号を体験し、R194にでてほっとひと息つくのもつかの間、
深夜の長沢ダム沿いの道路に肝を冷やしながら、林道と言っても過言ではない道を走り。

この間、すれ違った車たった2台。3時間近く走ってですよ。

いい加減くたびれた頃、3:00 土小屋に到着。
1時間ばかりの仮眠後、歩く準備を始める。
空には雲が少しあるが星ははっきりと見える。






歩き出して1時間。東の空が少し明るくなってきた。









石鎚山の山頂もおぼろげに見えてきた。
そしてその山頂へ登る登山者のヘッドライトの明かりも。

歩くこと1:30  二ノ鎖下の鳥居が見えてきた。




o-papaさんはこの鳥居の近くでテントを張っているということだが・・・・・

と、すぐ下を見ると、
アライ・エアライズ2のテントが見えた。

o-papaさんと山の上での再会である。
無事に会えるかどうかの不安もあり、初めての山でこうして会えたことの嬉しさもあって、
 
 「がっちりと握手!!」

ご来光を眺めながら、再会を祝い、コーヒーを飲んだのであった。





だいぶ日も昇ってきたようだ。闇に沈んでいた山の紅葉が輝きだした。





7:00前、山頂へ向けて出発。
まず、最初に二ノ鎖を登っていく。





こんな鎖場が続くのである。




しかし、鎖が太すぎる。しかも3~4本も重なっている箇所もあり、
逆に鎖が邪魔でスタンスが取れない。

o-papaさんと前後を入れ替わりながら登っていく。





少し息も速くなるが、振り返れば下界には素晴らしい展望が広がっている。













下から見上げると・・・


photo by o-papa san



上からも・・・




鎖が邪魔です。




でも、景色はとっても綺麗~





最後の難所  三ノ鎖が見えてきた。





そして左前方には天狗岳の北壁がさらに迫力を増して迫ってくる。





三ノ鎖はこんな感じ。
あまりにも鎖が太く、スタンスがありません。
仕方なく、鎖をスタンスにして登ります。





これを登りきれば山頂ですよ~





7:30  頂上山荘がある弥山に到着です。





続きはまた後日です。












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