日置川カヌー 新緑に抱かれて act.3

tekapo

2009年05月12日 00:02

日置川で2日目の朝を迎えました。

今日は向平キャンプ場から下流を下るコースを楽しんでまいります。



日置川の下流域は中流域にも負けない魅力がいっぱいでした。
今朝も鳥のさえずりに目を覚まし、テントを這い出る。

ちょっと雲が多い空ですが、すぐにでも雨が降りそうな感じでもなさそう。

朝食を済ませ、カヌーの準備をしていると、見覚えのある車が通り過ぎていく・・・
しばらくすると、なんとすっとばす会のウラジ隊長がご挨拶に来てくれました。そういえば初めて日置川を漕いだ時、
御一緒していただいたのがウラジ隊長でした。なんという奇遇でしょうか。

今日、帰らなければならないnaruさん、フジタLG-2さんに見送られ、
向平キャンプ場から今日のダウンリバーはスタートです。




本日の出撃はORCAさん、tetsuさん、ibexさん親子、そして私tekapo親子の4艇です。
本日の水量は「市鹿野」0.09m、9:30スタートです。


下り始めてすぐにがあります。左岸よりに堰が切れている個所があるようですが、
ここは無難にポーテーシします。









堰の下流部は流れの速い箇所が500mほど続き、4艇が気持ちいいくらいスーって流れていきます。

しばらくすると日置川は左方向へ大きく向きを変え、
辺りは人工物がほとんど視界に入らない区間に入っていきます。





流れもほとんどなく、でも川の水の透明度はよくなっているのがわかります。
皆、漕ぐ手を休めこの景観を楽しんでいるようです。

ふと前を見ると、息子yutoが舟を漕ぎだしましたよ




静寂に包まれた川にゆっくりと流されながら、しばし景色を堪能中で~す。




途中、akiさんたちがテナガエビ漁を楽しんでいる横を通り過ぎ、御挨拶。

日置川.comキャンプ場近くまで来ると、再び瀬が出てきたようです。




1級未満の瀬でヒャッホウーって叫びが出ますねぇ~


日置川.comキャンプ場を過ぎてすぐ、小さな瀬を発見。私がトップで下っていくと、
瀬の途中に隠れ岩を発見。後に続くORCA氏、ibex氏も無事通過。tetsu氏は・・・・






笑顔で川を歩いていますねぇ~  唯一、私はその瞬間を目撃しましたよ。tetsuさん!!


安居橋を過ぎ、広い河原の広がる中を進んでいくと、曇り空の晴れ間からを発見。
しかし、よく見ると・・・・・




環水平アークです。
写真では何度か見たことがあるんですが、実物を見たのは初めてでした。感動です!!
5分間ほど見えていたんですが、手前の雲に隠れてしまいました。

感動もしたら、お腹が減ってきたようで、安居の広い河原でランチタイム。
今日は曇り空で寒いかと予想し、メニューはうどんでした。


再び漕ぎだすと、川底に踏み石を並べたような箇所や渡しの舟があったりと、
熊野古道が川を横断している箇所を通過。





その後は景色も開けてきて、流れが下流域に入ってきたことを実感。
所々に程よい瀬を越えて、本日のゴール 田野井の橋が見えてきました。
時刻は2:00過ぎ。4時間少しのダウンリバーでした。


回送を済ませ、温泉、買い出しに日置の町まで車を走らせます。

今日の晩飯は芋煮。先日の海津大崎ではダシが少なかったので、今回は
少し関西風にアレンジも加え再チャレンジ。
肉もたっぷりと入れ、具沢山に。





いただきます~の声とともに聞こえてきたのが、タープを叩く雨音

どうやら、雨が降ってきたようです。
天気予報では明日は一日雨。

今晩は雨音を聞きながら、眠りに就きましょう。





翌朝、目が覚めても雨はシトシトと降っています。
時折、晴れ間が差すも・・・・




一瞬の晴れ間を狙ってタープ&テントを撤収すると、再び雨が強くなってきました。

皆さんで集合写真を撮り、またの再開を楽しみに、現地解散です。





帰路は、一旦R42まで出て、富田からR311~本宮を目指します。
途中、土砂降り中、熊野古道を歩く人たちに多くすれ違い、
2時間ほどで道の駅「奥熊野古道ほんぐう」に到着。





ここからはひたすらR168を北上し、3時間弱で無事帰宅。合計5時間のドライブでした。


今年のGWの日置川カヌー。
私としても2回目、SPCの他のカヌー仲間は初めての日置川でしたが、
皆さん、大満足のようで、また次に行きたくなる川の一つになりましたね。














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