芦生 夫婦でスノートレッキング

tekapo

2011年01月25日 12:49

1月23日 京都・芦生へ雪を楽しむ一日を過ごしました。






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昨年初めて訪れた芦生。
初夏そして晩秋の山の姿に触れ、すっかりと芦生の森がお気に入り。

溢れんばかりの新緑に包まれた山。

錦絵の見事な紅葉を見せてくれた山。

冬はどんな景色を見せてくれるのでしょう。


今年の冬は例年以上の雪がここ芦生にも降っているようです。
そんな森の景色を今日は奥様と一緒にのんびりとスノーシュートレッキングです。

今回は京都南で名神高速を降り、162号で高雄を超えて美山を目指します。
高雄を超えるとそこはすっかりと雪化粧した風景。

北に向かうにつれて道路脇の雪の量は増え、美山の町中は40cm近い積雪。

かやぶきの里もすっかりと雪に覆われて、見るもの全てが白いベールに包まれ
美しい情景を創り出しています。










芦生山の家の駐車場に到着。
いつもなら30台くらいの車が停められる駐車場も今日は5台で一杯な状態。
駐車場あたりでは70cmほどの積雪なのでした。

スノーシューを取り付けた色違いのドイターのザックを背負い、出発です。






今日のコースは6月に訪れた時と同じコースを辿ってみましょう。





芦生研究所の入口前を左に曲がり、内杉谷・櫃倉谷方面への林道へ向かいます。
ここからは一切の除雪はされておらず、いきなりのスノーシュー装着です。

踏跡はクロスカントリースキーの跡のみです。

奥様はこの日がスノーシュー初体験。
簡単なアドバイスを行い、まずは歩いてみましょう~






と、後ろから写真を撮っている間にどんどんと先へ進んで行きましたよ。
ほとんど平地、雪も比較的固めなので足取りも軽いようですね。






沢沿いのルートは空も開けていて気持ちがいいです。
川原や中洲に積もった雪の様子がとってもいい感じ。












30分も歩くとちょっと汗ばんできます。
次第に雪も深くなり、足への抵抗も増してきたのでした。

内杉谷と櫃倉谷との分岐を左に取ります。
櫃倉谷への林道はノートラック。あるのは鹿やウサギのトラッキングのみです。

先頭を代り、軽いラッセルをしながら進んでいきます。





時折、鹿の鳴き声が山あいに響き渡り、やがてその声の主の姿が見えました。
最初は親子4頭の群れ。


そして沢の中から雄ばかりの6頭ほどの群れ。
冷たい沢の水を物ともせず、逃げていきました。







櫃倉谷に架かる橋はこんな状態。





欄干は全く見えず、1m以上の積雪があるようです。

橋の上からはこんな景色




横山峠まであと1kmほどのところまで進むと、右岸側の山から
雪崩れてきた雪により林道が完全に塞がっています。





1箇所だけならムリしてでもルートを作ろうかとも思ったけれど、
先を見ると50mほどに渡って雪崩れているよう。

足を滑らせて滑落すると沢へと落ちてしまう状況。
危険な状態に先へ進むことは断念。


時計を見るとちょうど正午前。
下流側を見ると沢近くの程よい広さの雪面がありました。

ここで雪上ランチとしましょう。
スノーシューで雪面をしっかりと踏み均し、スノーショベルで足元を
掘り込みます。テーブル面をショベルで綺麗に均せば出来上がり。

雪上オープンテラスの完成です。






今日のランチはチーズカレーヌードル。
奥様のお薦めインスタントヌードルです。
チーズの味と香りがカレーと相まって美味しい~

食後のコーヒーも堪能。
時折薄日も差して、風もない川原は最高のロケーション。

1時間ほどの休憩ですっかりと体も冷えてきましたね。
さあ、来た道を戻りましょう。

途中、クロスカントリースキーのソロの方が二人、スノーシューの二人組の方と
すれ違い。結局今日の入山者は駐車場の車から察するとこれだけのようでした。

踏み跡もしっかりと出来たので帰りはラクチン。
行きは1時間50分ほど掛かったルートを帰りは1時間で戻ってきました。









駐車場に荷物を置いて、トロッコ道の方へと少し歩いてみましたが、
1kmほど先にある民家までの除雪を行っているようなのですぐにUターンです。









久しぶりに夫婦で出かけたアウトドア。
しかも冬の山へスノーシューというのは初めてでしたが、
奥様も楽しんでくれたようです。

子供達も成長し、手が掛からなくなってきた今。
少しずつ夫婦でアウトドアを楽しみたいですね。


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