海津大崎エクスペディション?

tekapo

2011年04月18日 17:13

「スノピなカヌークラブ」毎年恒例の海津大崎花見

今年もやってきましたが・・・・




photo by ibex-san



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今回集まったメンバーは、tetsuさん、ibexさん、o-papaさん、しかちゃん、そして私の計5名。

o-apapaさんは電車での参加ということで、しかちゃんとのタンデムです。


高木浜キャンプ場には、今回は漕がないけれど出艇のお見送りに来てくれたORCAさんも揃い、
久しぶりのカヌー仲間との再会です。


天候は午後から回復模様。しかし・・・・ カヌーを組立てているとポツポツと小雨が。






まあ、カヌーだから濡れることには抵抗ないけれど、風もちょっと強くなったりして寒い。

遠くから聞こえる遊覧船のアナウンスではJR湖西線が近江舞子付近の強風で運転中止だとか。
ますます先行きが思いやられる~



出番はまだかとファルトが並ぶ











少し風が治まったタイミングをみて、AM10:00 ORCAさんに見送られ出艇です。






西及び北寄りの風が引き続き吹いているので、
あまり湖岸からは離れないようにカヌーを漕いでいく。






時折、雨が顔を叩くが、漕いでいる分には寒くはないかな。

1時間ほどして海津大崎の一番西側に到着。
桜はほぼ満開です。






曇り空の下なのでいまいち鮮やかさに欠けるけれど、
こうして湖上から眺める満開の桜は格別の趣きがありますね。

桜並木に沿ってカヌーを漕いでいく。







途中、岬の周辺は桜の勢いも少ない箇所があります。
海津大崎の桜は植えられて70年以上が過ぎ、
ソメイヨシノとしてのピークを過ぎているものが多いようです。
かつての勢いはなくなってきているようですが、
地元の方による保全や新たな植樹も行われているようです。



岬を廻り込み、さらに漕いでいくと、二本松のキャンプ場に
近づいてきます。


この辺りまでくると再びソメイヨシノの樹勢が盛り返してくるエリアです。
道路沿いの桜の枝が湖面にも大きく垂れている樹もあり、
湖面からならではの花見を楽しめます。






しかし、依然天候は回復せず、時間的にもこれ以上漕ぎ進むと
帰りがきつくなりそうかなということで、ここで休憩を入れて折り返すことに。


のんびりと桜を眺めながら休憩・・・と思っていたのですが、
じっとしていると寒い。

水分とカロリー補給だけを済ませ、早々に折り返します。







岬を廻るまではやや追い風気味だったので楽チンだったのが、
岬を越えたとたん、今度は向かい風。それもかなり強い。


漕いでも漕いでもカヌーが進んでいる気がしない・・・
遊覧船が付近を通過していないのに波が次々とやってくる。
強風による波が立っているようだ。


時折、白波も立つほどで、まるで海を漕いでいるようだ。
さながら「海津大崎エクスペディション」の様相となってきたか。

極力、風の抵抗を受けないように頭を低くし、
風沈しないように膝・足裏にも意識を集中させる。


途中、遊覧船の乗船場近くでモンベルのツアーとすれ違う。
こちらも天候を見て遅めの出発だったようですが、
一番風の強い時だったような・・・






海津の集落が近くに見えてきたあたりでなんとか風も治まり、
出店のある場所でちょっと一息つきましょう。






暖かい飲み物やたこ焼きなどが売っているので、
それらを楽しみながら休憩タイムです。
寒さもちょっとましにはなったけれど、ライジャケを脱ぐとやはり寒い。
観光客がいるなかでライジャケをつけたままで
うろうろとする私たちであった・・・










それにしても桜が美しい。
この辺りは完全に満開だ。
こうして毎年、見事な花を咲かせる桜の樹に心が躍り、
私たちをこの場へ誘うかのように一斉に花をつける。
東北の震災を想うと心が痛むけれど、
この桜並木のように厳しい冬を乗り越え、確実に花を咲かせるごとく、
復興を願わずにはいられません。

桜の花を満喫した一行は西側エリアで
一番桜の見ごたえがあるいつもの場所で写真撮り。





















高木浜までは30分ほども漕げば到着です。

ibexさんとtetsuさん
なんだか楽しそうなパドリングですねぇ~







こうして今年の初漕ぎは無事終了です。

今年の初漕ぎは震災のことや皆さんの事情もあり、
仲間全員が集まることは出来なかったけれど、
今年一年、また今までのようにカヌーを楽しめることが
できたらどんなにすばらしいことだろうかと、改めて想う次第でした。







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