初秋の熊野川 爽快カヌーツーリング 上編

tekapo

2008年09月11日 00:33

昨夜はお酒もそこそこに、全員11時頃には就寝。翌日の早起きのためにシュラフに入ったのでした。


まだ薄暗い午前5時。気持いい目覚めを迎える。朝のうちはまだ雲が多いが日が昇るにつれて消えていくことでしょう。

晴れパワーをいっぱい受けて、最高の川下りになりそうな予感です。








今回の熊野川ツーリングは、SPCのカヌー仲間 ORCA氏親子、tetsu氏、ibex氏親子、そして我が親子の8人4艇です。

また、レポ中の写真は仲間からの写真を多数提供していただいています。  感謝!!
午前7:30 車を2台ゴール地点の三和大橋下まで回送するため出発。その間、子供たちは何やらタープの下でなにやら楽しそうに遊んでいるようです。









今回テントは張った場所は、瀞大橋の下流側、広い河原が広がっていて、草地もあり、テントを張るには最適です。左岸側の上には運動公園があり、トイレ、水道も完備。さらに下流側には瀞流荘という宿泊施設もあり、温泉に入れます。

回送を済ませ、8:30 出発準備が整ったようです。










予想通り、山の稜線際の雲も取れ、初秋の晴天がやってきたようですぞ。

気分も盛り上がってきますねぇ~












我が親子もアリュートに乗り込む準備が出来ました。いよいよ熊野川ダウンリバーの始まりです。

水量はいつもより多め。広くなった川幅が大河の趣きを想像させます。


しかし、そんな妄想に耽っているのもつかの間、出発して間もなく、低音の聞いたエンジン音が聞こえてきました・・・・・・



熊野川名物 「ジェット船」 の登場です。通常は8:30に十津川との合流地点の下流にある志古を出発し、20分ほどで瀞大橋あたりまでやってくるのです。みんなカヌーを岸近くに避難させ、ジェット船に通り道を開けます。

ささっ  どうぞ~






ジェット船の船首には旗を立てているので、瀬の途中でエンジン音がかき消されていても河原の向こうからやってくるその存在が確認できるのです。

我々カヌーイストが熊野川で楽しくカヌーが出来るのは、実は一つにはこのジェット船のおかげ。

ジェット船が遡行できるように川底を人為的に掘り下げているため、我々ファルトボートでも川底でカヌーの底をすることなく、川を下ることが出来るのです。

もうひとつの利点は、ジェット船が川を通ることで、同じ川で鮎釣りを楽しんでおられる釣り師たちは、動力を持たないカヌーが通っても大して気にしていない様子。そんなことだから我々も鮎釣り師が林のように竿を立てている中でもちょっとの配慮と会釈をすることで、通過できるのです。


ジェット船はカヌーの存在を認めるとスピードを落としてくれます。でも川幅が広い所ではそのままのスピードで通過。そのあとに訪れる波が、初めてこの川に来た時は恐怖だったもんです。波に対して直角にカヌーを向けなければ横波を受けて・・・・「沈」が待っています。










最近は慣れたもので、ジェット船通過と同時に波に向かってサーフィン気分を楽しんだり・・・・












いい天気です。漕ぐ手を止めて景色を楽しんだり、鳥が飛んでいくのを眺めたり。



しかし・・・・・


子供たちはあまりにのんびりした景色に少々飽き気味。となればやることはひとつ












恒例の水掛け合戦ですね。

我が家は水鉄砲を装備。パドルによる水掛けの射程距離外からの攻撃が得意です。

しかし、砲弾の装填に時間が掛かるのが難。


その間を狙って背後から放水を浴びることに・・・・






すっかりと水を浴びたおかげでちょいと寒くなったようです。


広い河原で休憩としましょうか。















熊野川の水はこれでもか~ってくらい透明です。これだけ綺麗ならもう飛び込むしかないでしょう。

水深の浅いところは温度も高く、気持いい~




水の色はこんなにも澄んでいます。


こんな場所で休憩していると、時間の経つのも忘れてしまいそう・・・・・・



続きは また後日です。




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