昨夜はスローライフさんファミリー、じゅんじゅんさんファミリーも加わり、
楽しいキャンプの夜は更けていきました。
目が覚めると・・・シュラフの中でした。
どうも、結構飲んだようで。
でも目覚めはいい感じ。やっぱりキャンプで飲むお酒は
気持ちよく酔えるのでしょうねぇ。
サイトの横では出番を待つカヤックが夜露にしっとりと濡れています。
photo orca san
浅里の少し上流に車を回送・デポして、AM9:30出艇です。
本日は、ORCAさん、tetsuさん、しかちゃん、じゅんじゅんpapaさん、
そして私tekapoです。
今日は出発時間も遅かったし、テント撤収や片付けもあるので、予定していた
ロングコースの半分ほどの11kmコース。
それでも、すぐに右岸から合流する十津川はダムの放流でたっぷりの
水量があるため、かなりの川幅と水量で流れているようです。
あいにく十津川からの水は笹濁りですが、快適な川の流れがそれを補ってくれます。
間もなく三和大橋が見えてきました。
穏やかな流れに後ろ向きで漕いでいくジョニー
三和大橋の上からはo-papaさんがこんなショットを撮ってくれました。
photo o-papa san
熊野川の雄大さ、偉大さ、そんな中にちっぽけな存在のカヤック。
こんな姿が本来の熊野川の流れなんでしょう。
なによりもジェット船の来ないというのが最高に気持ちいい~
国道がすぐそばを通っているのですが、風景の大きさの中に
消し込んでいるようで、その存在があまり気になりません。
三和大橋の下流にはこいのぼりがこれまた気持ちよさそうに泳いでいます。
道の駅を過ぎた辺りからは両側の山が迫り、切り立った岩肌が
随所に見られます。
photo tetsu san
大河の流れのようです。
photo tetsu san
楽々と流れていく~
photo junpapa san
それにしても、流れが良過ぎます。
車をデポしてある地点が近づいてきました。
時刻はAM11:00 なんと11kmを1時間半で下ってきました。
時速7km以上の速さです。
川原でカヤックを撤収していると・・・
観光用帆掛け船ですね。ちょうど帆を降ろしている所でした。
道路が出来る前、昔の川には熊野川に限らずこんな帆掛け船が
昭和の初めまで現役で活躍していたのです。
古座川の真砂船と呼ばれていた船は、
遡る時は食料や雑貨を積み、下る時には備長炭を積んだそうです。
そしてここ熊野川では熊野詣で貴族達が下ったり、
山から切り出した木材を組んだ筏が下り、
本当の意味での川の道だったんのです。
世界遺産の川。
最近の熊野川はちょっと賑やかになってきたようですね。
川の存在が身近になり、みんながすこしでも川に目を向けてくれるようになれば、
川を取り巻く環境も少しは変わっていくことでしょう。
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