今日のコースは瀞峡のある田戸からキャンプ地である小船までの21kmのロングコース。
いままで熊野川を漕ぐ時、最長でも10km程度だったので一気に倍の
距離を下ることになります。
でも、今は鮎釣り解禁前の5月。余計な気を使うこともなくダウンリバーを
楽しめることだし、夜明けの時間も早いということで、
早朝AM4時起きで頑張りましょう~ということにしました。
そんな私、動物の物音に目が覚め、時計を見るとAM3時。
まだ廻りは真っ暗と思いきや、半月に近い月明かりにキャンプサイトは
意外と明るい。
カシオペアから北極星も良く見えます。今日もいい天気になりそう。
AM4時になると皆さんも起きだして、朝食に着替えにとダウンリバーの準備。
AM6時、15人が5台の車に分かれ、出発。
途中、車の窓から見える熊野川には幻想的な川霧が出ていました。
40分の回送ののち、田戸へ到着です。
荷物を下し、ファルトカヌーを組立てます。
皆さん組み上がったようです。こうして全員集まると賑やかですねぇ~。
さらにもう一枚。
AM8時出発です。
しばらくはジェット船の来ない静かな時間を楽しめそうです。
朝日を浴びて、水面がキラキラ輝いています。
岩に攀じ登り瀞峡を一望出来るスポットからのワンショット。
瀞峡を抜けて、新緑がすぐ目の前に飛び込んできます。
青空が綺麗、山も綺麗。
いつもより多い感じの水量で、ほどよい川の流れとなっていたため、
瀞大橋まで2時間で到着。
photo しかちゃん
小休止ののち、さらに下ります。
photo tetsu san
広い川原を見つけ、ランチタイム。
それにしても今日は暑いようで、自然と始まるのは・・・
水掛け合戦!!
全身ビショビショになるまで終わりません。
すっかり体が冷えた息子ジョニーは川原の石で温まっています。
のんびりランチを楽しんで、さあ小舟へ向けて残り8kmのダウンリバー。
皆さんカヤックに乗り込みます。
と、ここでtetsuさん 「乗り沈!!」
これが引き金となったのでしょうか~???
漕ぎ出してしばらくすると、後方がなにやら賑やかな様。
振り返ると・・・
Photo LG-2san
o-papaさんが沈? てっきりロールの練習かと思いましたよ!!
レスキューしているtetsuさん、笑顔が一杯でした。
先頭チームと後方チームとに分かれてきたかな~竹筒集落に近づいてきました。
「プロローグ」編のトップ写真にもある、竹筒は流れが北から南へと大きくターンし、
写真右下に写っている飛び岩あたりで流れがぶつかり、向きを変えています。
先頭の私がその岩の左とエディとの境を通り、クリア。でもいつもより水量が多いせいか、
結構シビアなライン取りが必要な感じ。
続くLG-2san艇、私が後ろを振り返ると同時にその岩に絡んだようで、「沈!!」
Photo orca san
後ろから駆け付けたORCAsan艇にR君を乗せ、
水舟となったLG2san艇+LG2sanご夫婦をスローロープで左岸まで牽引。
しかし大人二人が掴まった水舟は簡単には動きません。
結局100m以上流されながらも無事接岸、と同時に下流からジェット船の通過!!
その時、やってきたo-papa家のA君からの伝言、
「後ろでnaruさんが沈!!」
とのこと。
なんと同時に2艇が「沈!!」だったんですね。
幸いにも双方とも大したことなく、ジェット船通過前にレスキュー完了ということで
ひと安心です。
でも、川の水はまだ冷たく、冷え切った体を温めるため河原に上がり小休止です。
気持を切り替え、再出発。あとは5kmほどです。
PM2時 小舟到着、21kmを6時間ほどのダウンリバーでした。
休憩時間を除けば実質5時間弱ですから、かなりいいペースで
下ってきたことになります。
着替え、回送を済ませ、しばらくすると、
じゅんじゅんさんファミリー&フローライフさんファミリーのご到着。
20人もの大人数のサイトになりました。
さつき温泉で21kmパドリングの疲れを癒し、ここで帰途につく
naruさんはお別れ。
サイトに戻ると同時に、本日のディナーの準備です。
本日のメニューは定番の「芋煮」です。
photoじゅんじゅんsan
この大鍋、じゅんじゅんさんご提供なのですが、なんと45サイズ。
20人分の食材もなんのその、1つの鍋に入りました~ ありがとうございま~す。
他にも皆さんからの美味しい食物やお酒の提供があり、
今宵も宴が進んでいくのありました。
Photo o-papa san
こうして、「春の沈祭り・4連発」となったロングツーリングの一日は過ぎていったのでした~
お疲れ様!!
PS.この日はお酒が進んだのか、ほとんど宴の様子の写真、ありません。あしからず。
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