瀞八丁はいろんな奇岩もありますが、我々カヌーイストのみが楽しめる
場所があります。ここは通称「すべり岩」
地震時に上部の岩が落ちて来て、元の岩壁との間がわずかに
空いているため、カヌーならばなんとか通り抜けれます。
パドルを縦にして、両側の岩を押すようにしてカヌーを進めていきます。
瀞の真ん中からすべり岩を見るとこんな岩なんです。
瀞峡に日が差し込むのは一日のうち数時間しかありません。周りの山は高く、
切り立った岩に囲まれているので、このように陰陽がはっきりとしています。
カメラに納めるものにとってはどこに露出を合わせるか頭を使います。
下瀞の出口に差し掛かりました。前方の山々の紅葉が目に鮮やかです。
このあたりの南紀の山は広葉樹も多いのですけれど、どうも常緑の種が
落葉の種よりも多いようで、期待していたほどの紅葉は望めませんでした。
それともまだ時期が早かった?のでしょうか。
それでも、深まる秋の気配を感じながら、熊野川の流れにカヌーを進めていきます。
今日もジェット船は大増発です。時には3台連続でやってきたりするので、
油断大敵、耳を澄ませてジェット船の接近を確認しながら川を下って
いきます。それでも瀬が近づくとジェット船の音がかき消されるので、
そんな時はジェット船の船首についた黄色のフラッグの有無を確認しながら
瀬に突入です。
瀞場でジェット船に進路を譲り、通過を待っています。
お~ ibex艇 ジェット船に近すぎない?
ジェット船通過は1m近い波が発生します。ジェット船に慣れた我々は
その波でサーフィン気分を楽しもうと波に突入だぁ~
ゴールが近づいてきました。漕ぐ手を休め、紅葉を楽しむかのように、
自然とみんなのスピードもスローに・・・・
それでも川は流れ、あっという間の今回のゴール地点・瀞大橋が見えてきました。
まだまだ川を下っていたいけれど、今回はここでおしまい。
カヌーを引き上げ、片付けをしましょう。
今回の熊野川ツーリングは1DAYでしたが、来年はまたキャンプツーリングで1~2泊の
カヌーを楽しみたいですね。川から海へ・・・・・ 楽しみです。
おまけ 竹筒集落からみた熊野川です。
こんな川 あなたも下ってみてはいかが!!
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