レスキューギア 再考

tekapo

2009年05月24日 16:43

カヌーのレスキューギアの携行について、今日はいろいろと
アレンジを加えてみました。


カヌーでダウンリバーをするのに必要なレスキューギアといえば、
主に漂流者自身を救助するスローロープと、その漂流者のパドルやカヤックを
回収するためのカウテールやトウイングラインです。

私自身、スローロープは常に携行していましたが、カヤックのフレームにカラビナで
ぶら下げていました。
トウイングラインも以前に買っていましたが、最近はほとんど携行せずにいたのでした。

それではいけないと思い、常に体に携行出来るように手持ちのレスキューギアに
少し改良を加え、非常に使いやすいようにしたのでした。

トウイングラインのベルト部分にスローロープを通すことは出来るのですが、
モンベルのガイドベルトのようにクイックリリースでスローロープだけを外すことが
出来ないのです。

それならばと、今はもう使っていない古いウエストバッグのバックル部分を切り取り、
トウイングラインのベルト部に縫い付けてやろうということで、裁縫道具を奥様から
拝借しました。

なれない手つきで、横では奥様が指を刺さないかハラハラしていた模様。
それでもなんとか針と糸に奮闘し、こんな具合に完成。




これにスローロープを固定すると、




ついでにトウイングラインのカラビナを引っかけておくループがテープなので
いまいちカラビナの取り外しがしにくいので、ループにもうひとつカラビナを固定し、
そのカラビナにトウイングラインのカラビナを引っかけるようにしました。
この時、考慮したのがカラビナの向きです。
カラビナの開く部分を下向きにし、トウイングラインのカラビナを固定カラビナに
押しつけるようにすると、片手でも簡単にカラビナを取り外し出来る様にしました。




さらにトウイングラインの袋部分の蓋にも100円均一で買ったカラビナ風ホルダーを
取り付け、手がかりを設けました。


さてさて、装着してみると、




クイックスローロープなので体に装着してもあまり邪魔にならず、使いやすさもまずまず
です。

実際にはあまり使う場面に出合いたくないけれど、いざという時にこそ使えるように
準備しておくことが大切なのでしょうね。




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