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2011年05月11日

千畳敷BCスキー vol.1

5月8日 中央アルプス 千畳敷・木曽駒ケ岳BCスキー

いよいよ、千畳敷にやってきました


千畳敷BCスキー vol.1


photo by katsuo-san



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木曽駒ケ岳は中央アルプスの中でも中心的な存在であり、

標高は3000mにはあとわずかに届かないが2956mもの高さを誇る。

山頂周囲にはかつての氷河時代の名残である圏谷(カール)があり、

氷河によって削り取られた荒々しい岩肌があちこちに露出している。



今回はそんなカールを滑ることの出来る絶好のチャンス。

GW前後は雪質もザラメ雪となるが、

このザラメ雪は条件が揃えば結構滑りやすい雪なのである。



5月7日、PM11:00 

名神吹田SAに集まったのは、かつおさん、トンカツ大王さん、そして私の3名。

今回はトンカツさんの超快適キャンピングカーに同乗させていただき、

片道350kmの深夜ドライブ。中央道・駒ヶ根ICを目指して走る。



翌5月8日、AM3:30 

中央アルプス観光の菅の台バスセンターに到着。


千畳敷BCスキー vol.1






一般車両はここからは通行禁止なので、バスに乗り換えのである。

AM7:12 本日の始発バスに集まってきた乗客のほとんどは

登山、スキー、スノーボードを持った人ばかり50人以上。


千畳敷BCスキー vol.1




1台のバスでは乗り切れず、すぐに臨時バスが増発されたようだ。

バス待ちの間も、楽しそうな話声が聞えてくる。


千畳敷BCスキー vol.1





バスはいきなり狭い山道を登っていく。

道路幅はバス1台通るのが一杯で、一般車両が通行止なのもうなずける。

そんな山道をバスの運転手は連続するヘアピンカーブを勢いよく曲がっていく。

バスに揺られること40分。標高1662mのしらび平到着。

これで一気に標高差812mを上がってきた。



すぐにロープウェイに乗り換え、始発AM8:00の便に乗り込む。

ここから山頂駅までは7分30秒。一気に標高2612mの別世界へ到着である。

ロープウェイ山頂駅は日本最高所にある駅だそうで、森林限界を超えた

絶景がそこからは望めるはず・・・だったが、見上げる先は真っ白。

ロープウェイ内にはため息が漏れていた。



山頂駅で下りて、登山届けを提出。

山岳補導員に雪の状況や我々が行くコースの状況注意点のアドバイスを受ける。

この時期、千畳敷周辺には山岳補導員なるボランティアの方達がおり、

色んなアドバイスや装備に対するチェックを行い、山の安全を守ってくれているのである。

折りしも、映画「岳」が公開になったばかりであり、

彼らの山に対する想いが感じられるのであった。

ここ千畳敷はロープウェイで容易に標高2600mまで来れるので、

安易な装備でやってくる登山客もいるようで、

そんな彼らに注意を促すのである。

この時期、アイゼン&ピッケルを持たない者は稜線近くまでは行ってはいけないのである。


山頂駅を出ると、やはりガスっている。


千畳敷BCスキー vol.1




時折、ガスの晴れ間から宝剣岳辺りが姿を見せるが、瞬く間にガスに消える。


千畳敷BCスキー vol.1




スキーブーツにアイゼンを装着、ザックにはピッケルも装備しているが、

最初は勾配も緩いので、ストックにて登ることに。

他の皆さんも準備に余念がないようだ。


千畳敷BCスキー vol.1





AM8:40 準備も整い、出発。


千畳敷BCスキー vol.1>




今回のコースはこちら。
青ラインがハイクアップ、赤ラインがスキー&ボード滑降である。


千畳敷BCスキー vol.1





先ずは千畳敷カールの北側の八丁坂を登り、乗越浄土へ向かう。

カールの底にはTバーリフトもあり、登攀道具を持たないスキー&ボードは

ここで滑ることが出来る。

登攀道具を持った我々はアイゼンを雪面に効かせ、ザクザクと斜面を登っていく。

次第に勾配もきつくなってきた。千畳敷ホテルもだいぶ遠くに見える。

同じロープウェイの便で来た人たちの列が連なる。


千畳敷BCスキー vol.1




千畳敷BCスキー vol.1>


photo by katsuo-san




中にはシール&クトーを装備したスキーで登ってくる人も。

登り出して40分、オットセイ岩と呼ばれる辺りで小休止。

ここでストックからピッケルに装備を変える。

斜面が急になるとストックでは役に立たずで、滑落停止も出来ない。

斜度は35度を越えてきた。気温は0度ちょうどくらいか。


千畳敷BCスキー vol.1




思ったよりも雪面は凍結しておらず、ピッケルが雪面によく刺さる。

これがもし凍結していればかなりの苦労と恐怖を感じたことだろう。


千畳敷BCスキー vol.1


photo by katsuo-san





AM9:40 乗越浄土着。


千畳敷BCスキー vol.1





稜線に出たとたん、吹き荒れる強風。


千畳敷BCスキー vol.1



担いでいるスキー&スノーボードが大きく風に煽られるのを

耐風姿勢で持ちこたえる。

ただでさえ、標高3000m近いので呼吸が苦しいのに、強風によりさらに苦しい。


目の前は相変わらず、真っ白で完全なホワイトアウト状態・・・・



  続く・・・・


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この記事へのコメント
補導されてしまったトンカツ大王です。

どうもお疲れ様でした。
そしてご指導ありがとうございます。
まだ、送っていただいた写真が見れたりませんが、できるだけ早く拝見させていただきます。
Posted by トンカツ大王 at 2011年05月11日 01:04
ありゃ補導員じゃなく、指導員ですよね(笑

私も頑張ってUPします。

テカポさんの企画で充実したシーズン最後のバックカントリーでした。
ありがとうございました。
Posted by かつお at 2011年05月11日 07:19
僕が行ってたらきっと補導されるでしょう(笑)。

蒸し暑い最中に見る残雪の画像がとても涼やかです。来シーズンは、ロープリフトをあてにして「なんちゃってBCスキー」しに行こうかな。

ところで最近、記事の区切り方が絶妙ですねー。次が読みたくて仕方なくなるじゃないですかー(爆)。

というわけで、Vol.2の早期アップをキボンヌ。
(^o^)/
Posted by o-papa at 2011年05月11日 08:13
トンカツ大王さん  今日は~

お疲れ様でした~
補導員さん、鋭いチェックが入っていましたね。
山の安全を守るためとはいえ、本当に頭が下がる思いです。
Posted by tekapotekapo at 2011年05月11日 13:05
かつおさん  今日は~

>ありゃ補導員じゃなく、指導員ですよね(笑

的確なアドバイスというか、やはり事故を起こして欲しくないという、
ことから指導?補導するんでしゅうね。

>テカポさんの企画で充実したシーズン最後のバックカントリーでした。
ありがとうございました。


なによりも天気の好転が良かったです。
また、来シーズンも行きましょう~
Posted by tekapotekapo at 2011年05月11日 13:08
昨年一月に木曽駒を目指して登りましたが 稜線の風の強さに圧倒され中岳までしか行くことができませんでした。

当日は登山者も少なく、スノボー、スキーは禁止とのことで誰もカールを滑っている人はいませんでした。
(時期があるんでしょうか?)

それにしても 素晴しい・・・
毎回テカポさんのブログを見るたび感激します!
かっちょいい!!

それに引きかえ ひとちがの情けないことといったら!
たぶんブログを見る皆さん、ひとちがが大げさだから笑っちゃうでしょうねぇー。
(本人たちは いたって真剣なんですが)

い・つ・か!
ひとちがも テカポさんみたいに【すげぇーっ!!】っていってもらえるようなブログがアップできたらいいな。
Posted by ひとちがひとちが at 2011年05月11日 17:11
ひとちがさん  こんばんは~

昨年1月の記事、拝見しましたよ。
厳冬期に八丁坂を登っていかれたなんて、凄い~!!ですよ。
最後は絶壁とも思える雪壁をラッセルしなくては登れない
状況だったのに・・・・  拍手~!!

>当日は登山者も少なく、スノボー、スキーは禁止とのことで誰もカールを滑っている人はいませんでした。
(時期があるんでしょうか?)

あの時期にカールをスキー&ボードで滑ると、間違いなく雪崩を
誘発するでしょうね。
今回のような春先でも、融雪による全層雪崩の危険もあるし・・・
やはり、雪山は危険が一杯です。


>それに引きかえ ひとちがの情けないことといったら!
たぶんブログを見る皆さん、ひとちがが大げさだから笑っちゃうでしょうねぇー。
(本人たちは いたって真剣なんですが)

とんでもございませんよ。文面からひとちがご夫婦の(笑)が強く
うかがえますが、難易度の高い山をいくつも登っておられるので、
私も参考にさせていただいておりま~す。
Posted by tekapotekapo at 2011年05月11日 18:57
o-papaさん  今日は~

>僕が行ってたらきっと補導されるでしょう(笑)。

補導員さん、だれかれ構わず、チェックしていましたからねぇ~
相手の技量が分からないから、仕方のないことですが・・・


>蒸し暑い最中に見る残雪の画像がとても涼やかです。来シーズンは、ロープリフトをあてにして「なんちゃってBCスキー」しに行こうかな。

まだまだ高山には雪がたっぷりでした。
Tバーリフトは5月いっぱいは楽しめるそうですよ~

>ところで最近、記事の区切り方が絶妙ですねー。次が読みたくて仕方なくなるじゃないですかー(爆)。

狙い通り?
Posted by tekapotekapo at 2011年05月11日 23:58
中岳山頂から「駒飼ノ池」左上の尾根筋を経て、駒ヶ岳と中岳のコルから始まる沢を下り、黒川渓谷の「岩清水」を経て、大滝(斜度40)を下りてから登り返すか、そのまま下って、伊那前岳から降りてくる沢「架線沢」を登り返すコースは最高ですよ。
滑降距離はおよそ3キロメートル。
その逆コースもいいです。
登り返すのがいやなら、そのまま滑り続けて黒川林道を10キロ徒歩で菅の台まで。
雪の状態さえ良ければ、冬季は中岳山頂から菅の台までおよそ18キロの滑走が楽しめますよ。
Posted by su- at 2012年01月18日 10:52
su-atさん  情報ありがとうございます。
架線沢、写真等で見る限り良さそうな斜面ですね。
ただ、下部の方は沢が狭くなってくるんですね。

菅の台まで18Kmの滑走ですか・・・  足が持たないです、私には。
でも、こんな大滑走は一度はしてみたいです。

ありがとうございました。
Posted by tekapo at 2012年01月18日 23:46
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