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2012年08月07日

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2

8月3日  折立~太郎平

薬師岳の雄大かつ穏やかな姿に惚れました


黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2





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今年の夏山はどこへ行こうかと考えていた。

仕事の都合もあり、昨年みたいに仲間と一緒には行けないだろうなぁ~っと

予想されたことから、単独での山行に焦点を絞っていたのであった。



「単独行縦走」


やはりこの言葉に惹かれる。

北アルプスの稜線を長い時間を掛けて、じっくりと歩いてみたい。

しかし現実を考えると4日以上の休暇を取るのは無理だ。

ならば2泊3日で歩ける縦走コースをいくつかピックアップしてみた。



候補に挙がったのは、

1.立山・室堂~五色ヶ原~薬師岳~太郎平~折立

  高校山岳部時代に行った五色ヶ原。

  あの時は台風接近によりやむなくここで引き返したのであった。
 

  (当時の計画は確か1と2のコースを4泊5日で縦走するはずだった)。

 
  五色ヶ原をもう一度あそこを訪れてみたい。

  そして薬師岳のカールを見てみたい。

  しかし、このコースを3日で歩くには2日目が10時間を越す行動時間。

 
  五色ヶ原を過ぎるとエスケープルートはない。




2.蝶ヶ岳~常念岳~燕岳

  
 この稜線から眺める穂高連峰~槍ヶ岳は最高だろうなぁ。

 でも人気ルートなのできっと人も多いことだろう。

 やっぱりのんびりと風景を楽しみたい。




3.折立~太郎平~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高温泉

 
 黒部五郎岳には薬師岳にも負けないカールがある。

 
 氷河という言葉に惹かれる私の心に引っ掛かるものがあった。

 
 そしてその稜線からは雲の平が常に左手に眺めることができる。


 さらに進むべき方向には常に槍ヶ岳が見えるだろう。
 





悩んだ末、下した結論は3の黒部五郎岳縦走コース。

やはり惹かれたのはカール地形の中を歩いて行けるということ。

太古の氷河時代に思いを馳せて、氷河が造り出した景観を感じてみたいと思った。



しかし、3のコースでも2日目はコースタイムで9時間50分歩かなければならない。

3日目も8時間30分あり、この日は1750mの下りがメイン。

そのためにはザックの重量を極力減らすことに重点を置いた。

デジイチ用の三脚は捨てた。コンンデジ用のミニ三脚で代用だ。

テントのグランドシートも省略。アルミクッカーも大と小のセットだが、

ドライフーズのお湯を沸かすだけなので、大は捨てた。

20kg以下に抑えれば何とか今の自分でもこの距離、時間を歩けるだろうか。



膝痛にはサポートタイツ。こいつの効果は先日の伊吹山や弥山川で実証済だ。

夕食と朝食はドライフーズのみ。

その代わり行動食はいろいろと取り揃えた。

ドライフルーツ、ナッツ類のトレイルミックス、ブドウ糖の錠剤、アミノバイタルなど。

これで準備万端だ。





今回は移動手段は、単独行縦走ということであり交通機関を利用することに。

「さわやか信州号」で大阪~有峰口まで行き、そこから富山地鉄バスに乗り換えて

折立へ行こうという計画なのである。

今まではマイカー利用だったので、初日の睡眠不足がどうしてもネックだったが、

今回はバスということで、少しは寝れることだろう。




迎えた8月2日夜

22:00の新大阪駅

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2






南口には溢れんばかりの人、ひと、ヒト・・・

色んなツアーがここから出発しているようで、

野外フェスなどに参加する若い人達が列をなしていたのであった。




乗り込んだバスは4列シート。

3列シートの高速バスとは違い、かなりの窮屈が予想されるが、

マイカーよりは目を瞑っていられるだけでも大きく違うだろう。




北陸道を快調に爆走する「さわやか信州号」

見事なまでのタイムスケジュールで定刻通りに有峰口5:30着。



バスを降り、地鉄バスを待っていると、盛んに勧誘してくるタクシーの運転手。

「立山への送迎の帰りなので、折立まで¥10,000ちょっとで行くよ~」

同じバスで乗ってきた若いカップルと想いが一致、3人でタクシーに乗車!!

地鉄バスなら¥2,400、タクシーで¥3,500と割高だが、窮屈なバスにちょっと疲れた私。



やっぱりタクシーはいいねぇ~

有峰口を出発してすぐに有峰林道のゲート。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









開門のAM6:00まで、しばしの時間待ち。

ゲートが開き、30分ほどで折立に到着。

ここには前日からのマイカーが多数停まっていた。




折立には無人の小屋とトイレ、自販機があるのみ。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








登山届もここでは出さずに太郎平にて提出するようにとの張り紙が。




入念にストレッチを行い、

AM7:10 折立出発です。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2





今回のコースはこちら







最初は樹林帯を登っていくが、曇りがちの天候のお蔭で

あまり暑さを感じず、いいペースで登っていける。





折立から太郎平までの「山と高原地図」でのコースタイムでは5時間ちょうど。

樹林帯を抜け、次第にあたりは草原へと変わっていく。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









ニッコウキスゲの群生だ。







雲を抜けたのか、急に青空が広がってきた。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








五光岩ベンチに着くと・・・・

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2







目の前に薬師岳の雄姿が突然見えてきた!!

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








快適なルートを登っていく。このあたりからは勾配も緩くなってくる。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2





黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









そしてSUUNTOの高度計が2300mに近づく頃、前方に太郎平小屋が見えた。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2










さらに大きく迫る薬師岳。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









AM10:35 太郎平小屋到着。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








なんと5時間のコースタイムを3時間25分で登ってきたようだ。

道理で太ももがちょっとヒクヒクしてするわけだ。ちょっとオーバーペースを反省。

明日からは長丁場の歩きがあるから無理は禁物だ。




北には薬師岳

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








東には黒部五郎岳

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








太郎平小屋

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2







ここは薬師岳、雲の平、黒部五郎岳、そして折立と登山者たちが交差する重要な小屋だ









ビールが上手い!!

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









小屋周辺から眺める薬師岳

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2





こちらのご夫婦が

「ここから槍ヶ岳が見えるよ~!!」

って教えてくれた。






ワオァ~  感激!!

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2





三俣蓮華岳の肩から穂先を覗かせる槍。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2











薬師峠キャンプ場へ。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









このキャンプ場はバイオトイレがあり、水場も流し放しの状態。

午後2時になると小さな小屋でキャンプの受付を行いに来てくれて、

なんとそこにはビールやジュースも売っているではないですか。



サイトからは黒部五郎岳も見え、最高のテント場です。

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2








夕食後、周辺を散策。



木道の向こうに広がる夏雲

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2









夕焼けに染まるチングルマの果穂

黒部五郎岳~双六岳縦走  vol.2






穏やかな時間が流れる太郎平です





明日はいよいよ縦走開始だ。

PM8:00には撃沈です   お休みなさい~



vol.3へとつづく~




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この記事へのコメント
夕焼けのチングルマ最高です!
続き楽しみ!!!
Posted by かつお at 2012年08月07日 23:40
んーっ、いいですね。
人が少ない感じと、
山をじっくり味わっているのが伝わってきますね。
続き、待ってます。
Posted by kappa at 2012年08月07日 23:43
20k背負って 3時間25分は 流石ですね 俺 いつも 5k未満ですから
天気良くて 本当に 最高ですね
Posted by うっち~ at 2012年08月07日 23:44
太郎平からの景色は、まさに北アルプスへきたぞーって風景ですね。
続きも楽しみです。
Posted by ibex at 2012年08月08日 07:15
ひゃ~、いいですね~。
槍・穂高とは違って、開けた感じがとても雄大~

>5時間のコースタイムを3時間25分
またとばしましたね~、クライマーズハイ?(笑)

ビールも格別の美味さでしょうね~
私も飲みたいな~

続き、楽しみにしています。
Posted by LG-2 at 2012年08月08日 07:32
こんにちは!
このコース、プラン、いい選択です。
景色も良く何より、テン場でのビールは最高に美味そう!
私も北アに遠征したいところですが、なかなか時間がとれず...
お盆休みに北アに行けたらいいなと。
さて、2日目は長いですね。またのアップを待ってます!
Posted by PALOMON at 2012年08月08日 08:17
やっぱり、ワンウェイだと行動範囲を広げられますねー!
でも、二日目の移動がきつそー。><

しかし、大幅のコースタイム更新がすごい。

出発前の雰囲気とか、少しずつ標高があがっていく感じとか、夕暮れとか、読んでてワクワクしましたよー。

あー。山いきてー。
Posted by blomeg at 2012年08月08日 10:12
素晴らしい景色ですね^^
写真の片隅に写るニッコウキスゲがなんとも愛らしく見えます♪

山旅のはじまり、記事を読んでいてワクワクしましたw
それにしても・・・かなりのハイペースですね^^;

vol.3 楽しみにしていますw
Posted by Joe-mon at 2012年08月08日 22:33
こんばんは~♪

絶景に見とれてしばし呆然~

最高のお天気と最高のロケーションです♪

コースタイムタイムより早く歩いたことがないので・・一度でいいから

「オーバーペース」って書いてみたいです(笑)
Posted by piyosukeファミリー at 2012年08月08日 22:46
かつおさん  こんばんは~

ちょっと雲が多かったけれど、雲間から太陽が差し込んで
こんな写真が撮れました。

ここからちょっと標高が上がると、チングルマはまだ花を
つけてました。
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 22:54
kappaさん  こんばんは~

折立から太郎平は多くの人がいました。
4割は雲の平、5割は薬師平、そして残りの1割が黒部五郎と
いう感じでした。
やはりこのコースは静かに、じっくりとあるける最高のコースですね。
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 22:57
うっち~さん  こんばんは~

最近の私、荷物の量が変わっても、
登るペースがあまり変わらないようで、
あまり休憩を取らずに一気に登ってしまうようです。
そのせいか、最後には太ももが攣りそうに・・・・・

まだまだ脚力が足りませぬ!
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:00
ibexさん  こんばんは~

ここからの景色、ibexさんも一昨年?見られたんですよね。

黒部川の奥の廊下越しに見る風景は雄大でしたね。
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:04
LG-2さん  こんばんは~


きっと、太郎平からの景色を早くみたくて、
脚が早くなったんでしょう(笑)


一日歩いた後のビール、気持ちよく酔えましたよ~
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:05
PALOMONさん  こんばんは~


ほんと、このコース 最高です。
まわりすべてが絶景の連続でした。

そんな景色を眺めながらのテント場でのビール、
これまた美味しいですね。
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:08
blomegさん  こんばんは~

縦走はやっぱりワンウェイですよね。

常に槍ヶ岳を望みながらの稜線歩き、幸せな気分に浸れました。



二日目、確かによく歩きました。
でも、最高の景色を見ながらの歩きだと足も軽い?
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:14
Joe-monさん  こんばんは~

ニッコウキスゲ、ここで見れるとは思っていませんでした。
好きな花の一つです。


のんびりと自分のペースで歩く山旅はやっぱりいいですね。

また次はどこへ行こうかと考えちゃいます(笑)
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:18
piyosukeファミリーさん  こんばんは~


コースタイム、一人で歩いているとついつい休憩時間も
短くなって、どんどん歩いてしまいます。
そうするうちに疲労もたまってしまって・・・・最後には攣ってしまうことに(笑)

まだまだ自分をセーブできない私です。
Posted by tekapotekapo at 2012年08月08日 23:23
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