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2008年05月06日

清流 古座川カヌー

南紀の清流・古座川は快晴の2日間に恵まれ、最高のカヌーツーリングでした。





清流 古座川カヌー
5月の木々の新緑の色が眩しい中を、初夏のような日差しをいっぱい受けて、今年初のダウンリバーを楽しむことが出来ました。

いつものスノーピーク・クラブのカヌー仲間、ORCAさん親子3人、tetsuさん、ibexさん親子4人、naruさん親子2人、そして我が家4人での出撃です。


 


3日、古座川・一枚岩に向けて自宅を午前5時前に出発。阪和道の海南ICを過ぎると渋滞ポイント、下津トンネルが近づいてきました。時刻は5:40です。トンネルに入ると前方の車がハザードを点滅しています。うわ~もう渋滞ですかぁ~。続く長峰トンネルあたりまでノロノロ走行が続き、なんとかスピードが上がってきました。

岸和田ICから100km以内であるみなべICで下りて、ETC半額割引を適用、その後は42号線を快調にとばしていきます。途中、日置川河口手前の道の駅「志原海岸」で朝食、休憩をとり、さらに南紀路を南下します。このあたりからは太平洋が国道沿いに見れ、快適ドライブです。周参見を過ぎ、串本海中公園まで来るともうすぐです。国道371号を左折し、15分ほどで古座川・一雨(いちぶり)を通過、さらに5分で一枚岩に到着です。ここまで実走時間3:30、休憩0:30でした。
清流 古座川カヌー


一枚岩にはすでに深夜ドライブ組のtetsuさん、ORCAさん、naruさんが到着していて、タープを設営済みでした。
挨拶を済ませて暫くすると、ibexさんも到着。皆さん時間通りですね。

一枚岩の向いにある「嶽ノ森山」の周りも新緑に囲まれ、我々を歓迎してくれているようです。




清流 古座川カヌー


さっそく着替えを済ませ、カヌーの出撃準備です。
今日のコースは 蔵土~一枚岩 約3kmです。このコースの見どころは「天柱岩」(トップの写真ですね)です。

車2台に相乗りし、蔵土へ。途中1箇所、岩場が散在する箇所を道路からスカウティングし、目的地着。
ファルトを組み立てていると、地元の方でしょうか、和船を竿で進めながら対岸まで渡って行くのでした。う~ん、さすが古座です。人の生活の中に川があるのですね。 





清流 古座川カヌー

ファルトが組みあがるまで、子供たちはさっそく川遊び。水の冷たさが気持ちいい日差しです。






清流 古座川カヌー

古座を下っていくと間もなく2つ続けて吊り橋が見えてきます。車は通れない人専用の吊り橋です。川から見る人工物でも吊り橋なら景色に溶け込んでいて風情をも感じます。naruさん親子がちょうどやってきました。パチリ。





清流 古座川カヌー


まもなく見えてくるのが、「天柱岩」です。まさに天にそびえ立つ柱のような岩が古座川沿いに見えます。古座川はこのあたりからあちこちにこのような巨岩が点在し、「ミニ桂林」を思わせるような景観を見ることが出来るのです。ここで小休止しましょう。




清流 古座川カヌー


しかし、この美しい景観もこの写真に写っていない左側には、国道の拡幅工事による護岸が去年より広がり、年々その姿を変えています。あと何年、この景観が見られるのかと思うと・・・・・ 複雑な気持ちです。

道路からスカウティングした岩場が散在するポイントにやってきました。再度ライン取りを確認しようと立ち上がったところ、先ほどの休憩後orcaさんちの息子さんとうちの息子2人が乗っていたのですが、右に重心が寄っていたので、思わずバランスを崩し「沈」。
しっかりと全員に目撃されてしましました。泳ぐにもちょうどよかったですがねぇ~

問題の瀬は右寄りのラインを選択。岩の間を右に左に、かくれ岩をかわしながらクリアですね。おっ、ちょうどnaruさんが下ってきました。






清流 古座川カヌー

この後はのんびりした流れが続き、思い思いのペースで下っていきます。ザラ瀬をいくつか過ぎ、今回のコースではやや落差のある瀬を難なくクリアするとすぐに一枚岩がドアップで出現。大迫力で目の前に迫ってきました。川の上からみる一枚岩は迫力満点。





清流 古座川カヌー
そして本日のゴールです。やや水量が少なく、ザラ瀬では歩きもありましたが、水質はまずまず。天柱岩や吊り橋などもあるショートコースで、のんびり下るにはちょうどいいですね。

この日は月野瀬にある「牡丹荘」で温泉に入り、古座の町にあるオークワで食材の買出し。本日の夕食は全員でのバーベキューなのです。ibexさんが事前に買出ししてくれた肉は4kg。人数は大人7人。子供6人。最初は多いかなと思ったけど、昼間のパドリングでお腹が減ったのか、子供たちも食べる食べる。あっという間に完食なのでした。日も沈み、一枚岩はシルエットとなり背後にそびえています。空には満天の星。古座川からはカジカカエルの鳴き声。焚き火を囲んで、夜は更けていくのでした。

続きはまた後日~

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この記事へのコメント
写真をあらためて見ると、あ~いいトコへ行ってきたなぁ~としみじみ思います。
「横沈」には、意表をつかれました(笑)
Posted by ibex at 2008年05月06日 20:45
こんばんは♪
晴れ女パワー届いた様で良かったです(笑)
今回も男チームがお世話になりありがとうございました。
真っ黒になって帰ってきたのでビックリしました。
tekapoさんが沈されてたなんてこの記事拝見して知りました^^
Posted by saki(*^-^) at 2008年05月06日 22:44
カヌーツーリングマップに「行くのなら今のうち」という記載がありました。
どんどんこんな素晴らしい風景が失われていくんでしょうか。。。

一枚岩や天柱岩を見ていると以前行った、屋久島の風景を思い出しながら下ってました。
気持ちよかったです。
Posted by tetsu at 2008年05月06日 22:51
ibexさん
不意に立ち上がった私がいけなかったのですが、まあ、水も綺麗だし、ちょっと飛び込んでみようかなぁ~って。
Posted by tekapo at 2008年05月06日 23:31
sakiさん
晴れ女パワー しっかりと届きました(*^_^*)

あまりにも天気がよく、腕の日焼けが痛いです。

沈― そんなこともあったっけ?
   水遊びをしてたのかなぁ~
Posted by tekapo at 2008年05月06日 23:33
tetsuさん
ほんと、行くたびに道路が拡幅され、自然の姿が失われていくのが残念です。

今日、本屋で司馬遼太郎さんの本を見つけて立ち読みしていましたが、古座川も昔(といってもそんな遠い話ではないそうです)は帆かけ船で下流から荷物を積んでダムのあるあたりまで川を遡っていたそうですね。

当時は水量も多く、道路もなかった時代。

そんな古座川の景色を見てみたいなぁ~
Posted by tekapo at 2008年05月06日 23:46
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