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2010年05月09日

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

熊野川ダウンリバーの始まりです。
幽玄なる風景の瀞峡を含む21kmものロングコースを下っていきます。

そこで待っていたのは・・・

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



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今日のコースは瀞峡のある田戸からキャンプ地である小船までの21kmのロングコース。
いままで熊野川を漕ぐ時、最長でも10km程度だったので一気に倍の
距離を下ることになります。

でも、今は鮎釣り解禁前の5月。余計な気を使うこともなくダウンリバーを
楽しめることだし、夜明けの時間も早いということで、
早朝AM4時起きで頑張りましょう~ということにしました。

そんな私、動物の物音に目が覚め、時計を見るとAM3時。
まだ廻りは真っ暗と思いきや、半月に近い月明かりにキャンプサイトは
意外と明るい。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


カシオペアから北極星も良く見えます。今日もいい天気になりそう。

AM4時になると皆さんも起きだして、朝食に着替えにとダウンリバーの準備。

AM6時、15人が5台の車に分かれ、出発。
途中、車の窓から見える熊野川には幻想的な川霧が出ていました。
40分の回送ののち、田戸へ到着です。

荷物を下し、ファルトカヌーを組立てます。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


皆さん組み上がったようです。こうして全員集まると賑やかですねぇ~。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



さらにもう一枚。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



AM8時出発です。

しばらくはジェット船の来ない静かな時間を楽しめそうです。

朝日を浴びて、水面がキラキラ輝いています。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



岩に攀じ登り瀞峡を一望出来るスポットからのワンショット。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日


熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



瀞峡を抜けて、新緑がすぐ目の前に飛び込んできます。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



青空が綺麗、山も綺麗。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



いつもより多い感じの水量で、ほどよい川の流れとなっていたため、
瀞大橋まで2時間で到着。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

photo しかちゃん


小休止ののち、さらに下ります。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

photo tetsu san


熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



広い川原を見つけ、ランチタイム。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



それにしても今日は暑いようで、自然と始まるのは・・・

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



水掛け合戦!!
全身ビショビショになるまで終わりません。

すっかり体が冷えた息子ジョニーは川原の石で温まっています。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日




のんびりランチを楽しんで、さあ小舟へ向けて残り8kmのダウンリバー。
皆さんカヤックに乗り込みます。

と、ここでtetsuさん  「乗り沈!!」

これが引き金となったのでしょうか~???

漕ぎ出してしばらくすると、後方がなにやら賑やかな様。
振り返ると・・・

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

Photo LG-2san


o-papaさんが沈?  てっきりロールの練習かと思いましたよ!!

レスキューしているtetsuさん、笑顔が一杯でした。


先頭チームと後方チームとに分かれてきたかな~竹筒集落に近づいてきました。
「プロローグ」編のトップ写真にもある、竹筒は流れが北から南へと大きくターンし、
写真右下に写っている飛び岩あたりで流れがぶつかり、向きを変えています。

先頭の私がその岩の左とエディとの境を通り、クリア。でもいつもより水量が多いせいか、
結構シビアなライン取りが必要な感じ。

続くLG-2san艇、私が後ろを振り返ると同時にその岩に絡んだようで、「沈!!」

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

Photo orca san


後ろから駆け付けたORCAsan艇にR君を乗せ、
水舟となったLG2san艇+LG2sanご夫婦をスローロープで左岸まで牽引。
しかし大人二人が掴まった水舟は簡単には動きません。
結局100m以上流されながらも無事接岸、と同時に下流からジェット船の通過!!

その時、やってきたo-papa家のA君からの伝言、
「後ろでnaruさんが沈!!」
とのこと。

なんと同時に2艇が「沈!!」だったんですね。

幸いにも双方とも大したことなく、ジェット船通過前にレスキュー完了ということで
ひと安心です。
でも、川の水はまだ冷たく、冷え切った体を温めるため河原に上がり小休止です。


気持を切り替え、再出発。あとは5kmほどです。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日



PM2時 小舟到着、21kmを6時間ほどのダウンリバーでした。
休憩時間を除けば実質5時間弱ですから、かなりいいペースで
下ってきたことになります。



着替え、回送を済ませ、しばらくすると、
じゅんじゅんさんファミリー&フローライフさんファミリーのご到着。
20人もの大人数のサイトになりました。

さつき温泉で21kmパドリングの疲れを癒し、ここで帰途につく
naruさんはお別れ。

サイトに戻ると同時に、本日のディナーの準備です。

本日のメニューは定番の「芋煮」です。

熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

photoじゅんじゅんsan


この大鍋、じゅんじゅんさんご提供なのですが、なんと45サイズ。
20人分の食材もなんのその、1つの鍋に入りました~  ありがとうございま~す。

他にも皆さんからの美味しい食物やお酒の提供があり、
今宵も宴が進んでいくのありました。
熊野川「春の沈祭り」田戸~小船ダウンリバー編 5月3日

Photo o-papa san



こうして、「春の沈祭り・4連発」となったロングツーリングの一日は過ぎていったのでした~
お疲れ様!!

PS.この日はお酒が進んだのか、ほとんど宴の様子の写真、ありません。あしからず。

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この記事へのコメント
楽しかったですね〜。早朝の瀞峡は早起きした者にしか体験出来ない幻想的なものですもんね。

その後の新緑もまた眩しくて。

いつもの倍の距離のDRですもんね。いつもの倍の沈があったのもうなづけるかな。

やっぱり芋煮、美味しいですね。〆のカレーうどんは外せなくなってきてますね。

この晩はせっかくの新しいお仲間の出会いだったのに昼間の疲れと風邪とで早々にテントへ沈(枕)してしまいました。
それが心残りです。
Posted by ORCA at 2010年05月09日 17:56
21kmですか~長いですね~羨ましい~
ロングリバーとキャンプに行きたくなってきました。
連休は7月まで無いのですけれど・・・。
Posted by かつお at 2010年05月09日 20:33
やっぱり水量がちょっと多めだったんですね~。

熊野川なら沈して流されても怪我はしないでしょうけど、

そのかわりに、やっぱりかなりの距離を流されれんですね~。

天気が良くってよっかた!
Posted by ibex at 2010年05月09日 21:33
乗り沈なんて初めてしました(T_T)

けどまさかその後続々と沈があるとは。。。

牽引の時、ホント笑ってたんですね。
全く意識してなかったので、心から喜んでいたのかもしれません。
(o-papaさん、スイマセンm(__)m)
っていうか、実際のところは「重~、進まね~」と思いながら漕いでました。

その後の沈も、画像を収められなかったのは失態でした(笑)

けどこういって冗談として話せるのも、皆さんが無事で楽しく下れたからこそなんですよね(^^)v
Posted by tetsu at 2010年05月09日 23:42
いやはや、またもやお世話になりました。
私の先読み不足でエディーに入ってしまった時、前の二人ともジェットスキーに見とれていたので対応できず、バランスを崩してしまったんです。
概ね順調で、あと少しでゴールだったのに~
でもそのほかに皆さんの援護射撃?があったので目立たなくて良かったです(笑)
妻とR君もちょっぴり怖い思いをしたようですが、それでもまた行きたいと言っております。
あの雄大な景色に大感動したようです。
この度もありがとうございました、テカポ大明神様。
Posted by LG-2 at 2010年05月10日 17:06
毎度です~。
瀞峡の雄大な景色はいつもながら、さすがですね~~。
それにしても、見事に現場、押さえちゃいましたねww
やはり水量が多かったことがあるのでしょうか・・・。

まずは無事で何より。
しかも、連続だったようで、対処も難しかったとは思うのですが、もし可能ならば、人と艇は別々でレスキューした方が良かったかもしれませんね~~。
(引っ張るのって、ホンマ重いですから)

それと、ジェット船が来なくて、ホンマ良かったですね!

ここは広い川の瀞場なので大丈夫だと思いますが、もし狭い川だったり、瀬の中だったりしたら、またレスキューされる方も、する方も、色々考えなければなりませんね!
(レスキュー体勢とか、モロモロ・・・)

沈は、するのも助けるのも、本当にイイ勉強になります~~!!


それから、もうひとこと。
tekapoさん、やっぱり飲み過ぎちゃいましたか~~(笑)
Posted by さなまる at 2010年05月10日 20:29
[壁]* ¨)* ¨) チラッチラッ コソコソ ,,,,,(・_・ )ノ | 柱 |

私はルートの読み違えです・・・( ̄- ̄メ)チッ

もう少しいけると思ってた矢先に流れに乗ってしまって・・・気がつくと水深が浅い!!!!

(+。+)あちゃ- と、おもった瞬間に横に向いてしまい・・・
そのまま(__)/'チーン

o-paapさん一家にレスキューしていただきました・・・。

いやいや川はコワイと再認識でした。
ペコリ(o_ _)o))
Posted by naru( ̄▽ ̄) ニヤ at 2010年05月10日 21:30
ORCAさん  今晩は~

>楽しかったですね〜。早朝の瀞峡は早起きした者にしか体験出来ない幻想的なものですもんね。

眠たい目を擦りながらも、たどり着いた瀞峡、あの幽玄なる景色は
簡単な言葉では言い表せない世界。最高でしたね。

>いつもの倍の距離のDRですもんね。いつもの倍の沈があったのもうなづけるかな。

そうか~ いつもの倍の距離だから、倍の沈!!ですか。
それにしても、思ったよりも早く漕げましたね。

>やっぱり芋煮、美味しいですね。〆のカレーうどんは外せなくなってきてますね。

〆うどん、おなかが一杯でもあれだけはまだ食べれます!!

>この晩はせっかくの新しいお仲間の出会いだったのに昼間の疲れと風邪とで早々にテントへ沈(枕)してしまいました。

私も思ったよりも早く酒が廻ったようでした~(沈!!)
Posted by tekapo at 2010年05月10日 22:39
かつおさん  今晩は~

>21kmですか~長いですね~羨ましい~
ロングリバーとキャンプに行きたくなってきました。

熊野川はロングツーリングが出来る数少ない川です。
テントを張るのに最高の川原があちこちにあり、
人の気配がまるで感じられないそんな川原があります。

また次はソロテントをカヌーに積んで、2泊くらいのカヌーキャンプに行きたいなぁ~
Posted by tekapo at 2010年05月10日 22:44
ibexさん  今晩は~

>やっぱり水量がちょっと多めだったんですね~。

連休前の雨が多かったのか、ダムからの放水が多かったようです。

>熊野川なら沈して流されても怪我はしないでしょうけど、
そのかわりに、やっぱりかなりの距離を流されれんですね~。

ジェット船が来るまでにレスキュー完了しなければと思い、
ちょっとがんばりましたぁ~
それにしても、4mを超えるカヤックが水船になるとちょっとやそっとでは
動きません。また一つ、レスキューについて考えさせられました。
Posted by tekapo at 2010年05月10日 22:48
tetsuさん 今晩は~

>乗り沈なんて初めてしました(T_T)

tetsuさんの「乗り沈」見てました~  なにしてるんかなぁ~ってね。

>牽引の時、ホント笑ってたんですね。
全く意識してなかったので、心から喜んでいたのかもしれません。

うん、楽しそうでした(笑)!!

>っていうか、実際のところは「重~、進まね~」と思いながら漕いでました。

ほんと、水船は動きませんね。
私も今回改めて実感しました。
レスキューする側、される側にもスキルが必要なんですね。

>けどこういって冗談として話せるのも、皆さんが無事で楽しく下れたからこそなんですよね(^^)v

なによりもそれが一番です。
安全に楽しくあれば、沈もまた楽しい~!!です。
Posted by tekapo at 2010年05月10日 22:51
LG-2さん  今晩は~

>いやはや、またもやお世話になりました。
私の先読み不足でエディーに入ってしまった時、前の二人ともジェットスキーに見とれていたので対応できず、バランスを崩してしまったんです。

いつもの水量ならさほどシビアなライン取りをしなくてもクリア出来る場所
なのに、やはり川に同じ表情はありませんね。
その都度の的確な判断が必要になってきますね。

>妻とR君もちょっぴり怖い思いをしたようですが、それでもまた行きたいと言っております。
あの雄大な景色に大感動したようです。

そのお言葉がなによりも嬉しいですよね。
「また、川行こう~」ってね。
Posted by tekapo at 2010年05月10日 22:55
さなまるさん  今晩は~

>まずは無事で何より。
しかも、連続だったようで、対処も難しかったとは思うのですが、もし可能ならば、人と艇は別々でレスキューした方が良かったかもしれませんね~~。


確かにそうだったかもしれません。あの時はレスキュー側に私とORCAさんが
おりましたので、それが可能だったかも・・・・
今回のことでまた勉強になりました。
常にレスキュー体制を考えながら川を下っていくというのも、
安全にカヤックを楽しむ上で大切なことですもんね。


>tekapoさん、やっぱり飲み過ぎちゃいましたか~~(笑)

どうやって、シュラフに入ったのか・・・・  ちょっと記憶が~  ありません!!
Posted by tekapo at 2010年05月10日 23:01
naruさん  今晩は~

後方部隊でそんなことになっていたとは・・・  見逃した~(失礼!!)


フォールディングカヤックではなによりも川の流れを読むということが
一番大事なことだと思いって漕いでいます。
4m前後のカヤックでしから、そう簡単に進路を換えれないのですもんね。
Posted by tekapo at 2010年05月10日 23:08
これぞ‥まさに、珍劇場!

僕もたま~にですが、長崎の佐世保市早岐中町の早岐ウェーブ(海水)に乗って遊んでいますが、流れの勢いが強力で‥スイープして起き上がれないと、ものの5秒で50~60m程度流されてしまいます。
息ができないのが厄介ですが・・・(苦笑)

皆さん?、笑顔で楽しまれたようで何よりです。
Posted by fuji-sin at 2010年05月11日 04:54
fuji-sinさん  今晩は~

>早岐ウェーブ  なんだか凄そう~ ジェット船が作る波よりも
大きいのでしょうねぇ~

それにしても、沈劇場!!  大したこともなく済んだので、
こうして話題にできています。中には楽しんだ方もいた?
Posted by tekapotekapo at 2010年05月11日 22:45
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